サイファー稼ぎ

サイファー稼ぎとは

FF8のストーリー序盤で、スコールも含めたSeeD候補生たちがSeeD認定試験の実地試験を受けるためにドールへ向かうことになります。ドールでの実地試験中はSeeD候補生たちは3人で1つの班に分けられ、班ごとに行動します。スコールの班のメンバーはスコール、ゼル、サイファーの3人で構成され、班長はサイファーです。

ドール実地試験はパーティに「メインメンバー6人以外のキャラクターがいる」という状況の1つで、さらにプレイヤーがサイファーを操作できる唯一の場面です。このとき、サイファー以外の他のメンバーを戦闘不能状態にしてサイファーのみで敵モンスターと戦い、経験値やAPの入手、上級魔法のドローなどをすることを俗に「サイファー稼ぎ」と呼んだりしています。

FF8では一般的に敵を倒さずに低レベルで進めると敵モンスターが強くならないので楽に進められますが、そのデメリットとしてG.F.に経験値が入らないことやAPを入手できなくなることが挙げられます。G.F.が修得できるアビリティには、そのG.F.のレベルが一定の値以上でないと修得できないものもあります（たとえば、G.F.イフリートの弾薬精製）。また、アビリティの修得にはAPの入手が必要なので、敵を倒さずに進めると中々キャラクターの強化が行えません。

そこで「サイファー稼ぎ」を行います。ドール実地試験時の一時的なメンバーであるサイファーのみで敵を倒していくことで、メインの6人のレベルを上げずに経験値やAPを入手できます。もちろんサイファーのレベルは上がりますが、ドール実地試験が終了すれば彼はパーティから外れて以降の進行に関与しないので、メイン6人を低レベル（初期レベル）に保って進めることができます。

サイファー稼ぎの基本的な流れ

サイファー稼ぎを行う際の流れは次のようになります。

まずジャンクションを整える。ドール実地試験のスタート時にG.F.をすべてサイファーにジャンクションしておきます。
ドール実地試験の最初に数回の強制戦闘がありますが、その1回目の戦闘時にパーティ内のスコール、ゼルを戦闘不能にする。
スコール、ゼルを戦闘不能にしたらあとはすべての戦闘をサイファーのみで勝ち続ける。

サイファー稼ぎで入手できるもの

サイファー稼ぎで入手できるものをまとめると以下のようになります。

ドローできる魔法

敵モンスター	LV	魔法1	魔法2	魔法3	魔法4
ガルバディア兵	1〜19	ファイア	サンダー	ブリザド	ケアル
	20〜29	ファイラ	サンダラ	ブリザラ	ケアルラ
	30〜100	ファイガ	サンダガ	ブリザガ	ケアルガ
エリート兵	1〜19	ファイア	サンダー	ブリザド	ライブラ
	20〜29	ファイラ	サンダラ	ブリザラ	ライブラ
	30〜100	ファイガ	サンダガ	ブリザガ	デスペル
ハウリザード	1〜19	サンダー	ケアル	-	-
	20〜29	サンダー	サンダラ	ケアル	ケアルラ
	30〜100	サンダー	サンダラ	ケアル	ケアルラ
ヘッジヴァイパー	1〜19	ファイア	ケアル	-	-
	20〜29	ファイラ	ケアルラ	-	-
	30〜100	ファイガ	ケアルガ	バイオ	-

入手できるアイテム

敵モンスター	LV	178/256	51/256	15/256	12/256
ガルバディア兵	1〜19	ポーション×1	ポーション×1	通常弾×8	フェニックスの尾×1
	20〜29	ポーション×1	ポーション×1	フェニックスの尾×1	フェニックスの尾×1
	30〜100	ポーション×2	ポーション×2	フェニックスの尾×2	フェニックスの尾×2
エリート兵	1〜19	ポーション×2	フェニックスの尾×1	散弾×8	コテージ×1
	20〜29	ポーション×1	フェニックスの尾×1	ハイポーション×1	コテージ×1
	30〜100	ポーション×3	ハイポーション×1	コテージ×1	コテージ×1
ハウリザード	1〜19	ネジ×2	ネジ×4	いやしの水×1	いやしの水×1
	20〜29	ネジ×4	魔石×1	いやしの水×2	いやしの水×2
	30〜100	ネジ×6	魔導石×1	いやしの水×2	いやしの水×2
ヘッジヴァイパー	1〜19	魔石のかけら×4	毒の牙×1	毒の牙×2	竜の皮×2
	20〜29	毒の牙×2	毒の牙×3	毒の牙×4	竜の皮×2
	30〜100	竜の皮×4	竜の皮×6	竜の皮×8	星々のかけら×1

サイファー稼ぎの効率

以下のページはドール内の各マップにおけるモンスターの出現パターンを調査したデータをまとめたものと、それを元に多少の効率性を考えたページです。サイファー稼ぎを行う際の参考にして下さい。

ドール実地試験でのモンスターの出現パターン効率的なサイファー稼ぎ